別々のともだちが出演するラジオドラマがたまたま同じ時期に放送されて、聴いてみた。
ストーリーは違うけれど、どちらも「好きなことをして生きていきたい」「自分がほんとうにやりたいことはなんだろう?」という同じテーマがあるように感じられた。
わたしは好きなことをして……というか正確に言うと、嫌なことは積極的にやめて生きてきて現在に至り、やりたいことをやっている、と思っている。
類は友を呼ぶのかもしれないけれども、あらためて考えてみると、まわりのともだちもほとんどが好きなこと、やりたいことをやっている人たちだ、と思う。
なので、正直言うと、どちらのラジオドラマもわたしの胸には響かなかったのだけれど(作品がよくなかったというわけではなくて、言われるまでもないという意味で)、こうしたテーマの作品が同時期に同じラジオ局(だったんです)で2本も制作されているということは、こういう内容が胸に響く人たちがたくさんいる、つまり、好きなことをやれず、どうしたらいいのかわからず、なんか違う、辛い、と思いながら毎日を過ごしている人たちが大勢いる、ということなんだな……と感じて、けっこうせつない気持ちになった。
ラジオドラマが聴いた人たちの力になったらいいな。