読むロバの会の日

でした。
けっこうな雨降りの平日午後。
参加者は3名。

それぞれに読んでおられたのは…
津村記久子『ディス・イズ・ザ・デイ』
甘耀明(白水紀子訳)『神秘列車』
キジ・ジョンスン(三角和代訳)『猫の街から世界を夢見る』

『ディス・イズ・ザ・デイ』は、以前わたしが読んだ紹介をブログで見て「読んでみたくなって」と。おー、いいですねー、嬉しいですー。読み終えたら感想をおしゃべりしましょう、と約束しました。

『神秘列車』は台湾文学。甘耀明の作品は「詩的な美しさとドタバタ感が混在しているのが魅力」なのだそうで、この短篇集では表題作の「神秘列車」で詩的な美しさが、「伯公、妾を娶る」で大笑いしたくなるドタバタ感が味わえるそうです。読んでみたい!

『猫の街から世界を夢見る』はファンタジー小説とのこと。

わたしは、電子書籍で朝井まかて『ボタニカ』を。
牧野富太郎の生涯を描いた伝記小説。先日の休みに、高知の牧野植物園へ向かいながらスマホ画面で読んでいたものの残りを読了しました。
道中読みながら、牧野富太郎に腹が立って仕方がなく、高知に着いても、もうちょっと、植物園へ行くのやめようかと思うくらい腹が立っていたのですが(苦笑)、行ってみたら植物園は素晴らしく、まあ、ああいう人だったから、これだけのものをつくって今もたくさんの人を魅了して動かして残していけているのかもしれないよね…と、まあ思わなくもなかったんですけど…いや、でも、ねー…

さて次の読むロバの会は、29日(木)15時〜16時にやります。
お気軽にご参加ください。
開催曜日や時間帯のリクエストも遠慮なくどうぞ。

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