読むロバの会の日

でした。
参加者は2名。

それぞれに読んでおられたのは…
谷崎潤一郎『細雪』
松下竜一『狼煙を見よ』

『細雪』を読んでいた方は、中国へ長期出張する友人に「長めの小説をおすすめして」と言われてこの本をすすめたら、自分が再読したくなった、とのこと。いいですね! 文庫で上中下巻まである長編ですが、「おもしろいので長いと感じない」と、今日は中巻を読み終えられました。

『狼煙を見よ』は、1974年に連続企業爆破事件を起こしたグループ・東アジア反日武装戦線“狼”部隊のメンバーに、逮捕後に話を聞いて書かれたノンフィクションのようです。著者は豆腐屋を営みながら自身の手記をまとめた『豆腐屋の四季』でデビューし、その後、短歌や小説、随筆、記録文学など多くの作品を残した作家。「その経歴にも興味があって、読んでみようと思った」とのことです。

わたしは、チョン・セラン(すんみ訳)『八重歯が見たい』を。先月発売になった本ですが、チョン・セラン初期の作品とのこと。主人公のひとりが小説を書いていて、その短編小説が作中作のかたちでたくさん出てきます。それが全部おもしろい! この短編集、読みたい!と思いました。最近の作品『シソンから、』も作中作がたくさん出てきたのですが、初期の頃からやっぱりうまく効果的に書かれていたんだなあ、と。『八重歯が見たい』というタイトル、読む前と読んだ後とでまったく印象が……これについては、まだ読んでいない人のために何も言えません!

さて、次の読むロバの会は、11月17日(金)15時から16時ごろまでやります。
どうぞお気軽にご参加くださいね。

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