読むロバの会の日

でした。
参加者は1名。
読んでおられたのは、ジョージ・オーウェル(高橋和久訳)『1984年』。
「どういうストーリーかは大体知っているけれど読むのは初めて。友達とオンラインで定期的にやっている読書会があって、その会の次の課題図書なので」読み始めたのだそう。その読書会で「この本の次は村上春樹の『1Q84』を読む予定。まったく関連がないというわけでもないらしい」とのことです。

わたしは、カン・ファギル(小山内園子訳)『大仏ホテルの幽霊』。怖いのは苦手なのに、ついタイトルと装丁にひかれて読み始めてしまった長編小説。怖くてもう読むのをやめようと思いながらちびりちびり読んでしまっていて、気づけば中盤に。決定的に怖いシーンがあるというわけではないのですが、「これ絶対におそろしいことになるよね……」という空気がずーっと流れていて、なかなか先に進みたくないのです(でも気になる、という〜・苦笑)。今日『1984年』を読んでいた人は、カン・ファギルの『大丈夫な人』という短編集を読んだことがあるそうで、それも怖すぎて少しずつしか読めなかったらしく「『大丈夫な人』なのに全然大丈夫じゃなかった」とのことでした(笑)。

次の読むロバの会は4月19日(金)17時から18時ごろまでやります。
週末の夕方からやってみる日です。ご都合つく方、途中からでもぜひ。
読むロバの会は読書時間と読書空間を共有する読書会です。
各自で読みたい本を黙って読んで、帰り際に読んでいた本を見せ合っています。
なんの準備も予約も要りませんので、読みたい本を持って(または店頭で買って!)どうぞお気軽にご参加ください。

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