でした。
参加者は1名。
読んでおられたのは、『ちくま日本文学019 永井荷風』。ちくま文庫から出ているシリーズで、永井荷風の代表作が少しずつ収められた一冊です。今日の読書時間中には、「あめりか物語」と「ふらんす物語」からのいくつかと、「すみだ川」を少し読んだそう。「文体にリズムがあって、とてもいい」「あめりか物語に登場する女性のことを、ふらんす物語で思い出してうじうじしているのがおかしい」とのこと。
わたしは、キム・フン(蓮池薫訳)『ハルビン』を4分の1くらいまで読み進みました。安重根が伊藤博文を銃撃したことは、箇条書きの歴史としては知っていますが、安重根がどんな人だったのか、なぜそういうことが起きたのかはよく知りません。やっぱり物語になると興味が沸くし理解を深めたいという気持ちになるなーと、最近雑誌で読んだ「ナラティブ」についての評論も思い出しながら読んでいます。
さて、次の読むロバの会は7月4日(木)15時から16時ごろまでやります。
読書空間と読書時間を共有する読書会です。
読みたい本を持って(または店頭で購入して)ご参加ください。
ご予約は不要です。
曜日や時間帯のリクエストがありましたら、遠慮なくどうぞ。