読むロバの会の日

でした。
参加者は1名。
読んでおられたのは、栖来ひかり『日台万華鏡 台湾と日本のあいだで考えた』。台湾在住の著者による、台湾と日本の文化の違いだったり、歴史や映画の話だったりが綴られたエッセー。「最近、台湾の小説を続けて読んでいて、台湾のことをもっと知りたいなと思って」とのこと。

わたしは、柴崎友香『あらゆることは今起こる』を。わりと最近になってADHDと診断された小説家の柴崎さんが、幼少期からのこと、診断を受けてからのこと、ADHDと自分自身について、思うままに綴られています。「脳内は多動で、一向に現実の行動にはならない」のはわたしもかなりそうだなーと思ったり、小説の読み方にすごく同意したり、とてもおもしろく読んでいますが、脳ってふしぎだなあ、というのと、とにかく「例え」が素晴らしくてやっぱり小説家はすごいなあ、と。

さて、次の読むロバの会は、7月14日(日)15時から16時ごろまでやります。
読書時間と読書空間を共有する読書会です。
読みたい本を持ってきてください(もちろん、店頭で買っていただいても!)
ご予約不要です。お気軽にどうぞ。

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