2024.9/19(木)

読むロバの会(読書会)とつまびくロバの会(ギター練習会)、ダブルヘッダーの日でした。

まずは15時から、読むロバの会。
参加者は1名。
読んでおられたのは、京極夏彦『百器徒然袋 雨』。
百鬼夜行シリーズのスピンオフ、探偵・榎木津礼二郎を主人公にした作品だそうで、「あまりにも暑すぎるので、爽快な作品を読みたくて!」とのこと。とても分厚い文庫版ですが、「おもしろすぎて、あっという間に読んでしまう」「悪をこらしめる装置を考えているところが特におもしろい」「スカッとする!」と。
「榎木津がほんとにいたらいいのに!」「悪をこらしめてほしいね!」と言い合いました。

わたしは、奈倉有里『文化の脱走兵』を。奈倉さんはロシア文学研究者・翻訳者。エッセイ集ですが、ロシアの作家の言葉や詩人の作品もたくさん引用されています。
奈倉さんが訪露の際に聞いて救われ、この数年繰り返し思いだしているという、「国や政府とは、その行政単位に暮らす人々や、その国にかかわる人の人権を守るためだけに存在する最低限の必要悪であるべき」との言葉、今日は特にわたしの心に強く響きました。

そして18時から、つまびくロバの会。
今日が1回目の、ギター練習会です。
チューニングをするのも初めて、借りたギターで参加のNさん。
1年前からギターの練習を続けているOさん。
三日坊主を繰り返しているわたくしヒマールじゅんこ。
参加者の中では一番ギター歴が長い(けど、弾くより買うほうが得意)ヒマールふみとし。
4人で練習をスタートしました。1時間あっという間!
わたしは久しぶりにギターを弾いて、すっかり指が痛くなっています……。

さて、次の読むロバの会は9月25日(水)18時から。
次のつまびくロバの会は9月26日(木)18時から。
どちらもご予約不要ですので、どうぞお気軽にご参加ください。
ご質問などもお気軽に、コメント欄、店頭などでどうぞ。

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