2024.10/5(土)

読むロバの会の日でした。
参加者は1名。
読んでおられたのは『文豪ノ怪談ジュニア・セレクション 「夢」夏目漱石・芥川龍之介ほか』。
「夢」のほかに「恋」「呪」「霊」「影」などがシリーズにあり、テーマごとにピックアップされた日本の文豪たちによる怪談・怪奇小説を一冊でいろいろと読むことができる、ジュニア向けのアンソロジーです。編纂は東雅夫さん。挿し絵もよい感じでした。

わたしは、アダニーヤ・シブリー(山本薫訳)『とるに足りない細部』を。
1949年ナクバの渦中に起きたイスラエル軍によるベドウィン少女のレイプ殺人(実際にあった事件)と、2004年になってたまたまその記事を目にして事件の痕跡を辿っていくことになったパレスチナ人女性(作者か?)を描いた小説……ということで、読んでおきたいと思っていた一冊を今日ようやく手にしました。が、読み始めてすぐにご来店があったりして、今日の読書時間ではほとんど読めなかったので、またあらためて読みます。

さて、次の読むロバの会は10月9日(水)18時から19時ごろまでやります。
夜の回です、お仕事終わりの方、ぜひ。
読むロバの会は、読みたい本を各自で黙って読む、読書時間と読書空間を共有する読書会です。本はご持参いただいても、店頭で買ってくださっても。
ご予約は不要、参加費のかわりに1ドリンクのご注文か500円以上のお買い物をお願いしています。
どうぞお気軽にいらしてくださいね。

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