「直島や倉敷など瀬戸内のアートをめぐる旅をしてきました!」という友人からのメールを見たら、すごく倉敷へ行きたくなり、思いたったが吉日、この店休日に行ってきました!
岩国からは高速道路を走って約2時間半、日帰り圏内です(泊まったけど)。
前日の夜に思いたったのでほとんど下調べもできず、美観地区だけ見られればいいや、というのんき旅だったのですが、それで十分!大満足!!
有名な大原美術館をはじめ、倉敷民藝館、日本郷土玩具館、この3ヶ所だけでもじっくり見てたら丸1日は必要です。
特に、日本郷土玩具館!ここのコレクションはすごい!!
日本全国各地の土人形、土鈴、張り子、面、凧、羽子板、独楽、双六、こけし、だるま、お雛さま、天神さま、からくり人形などなど……
全部で3万点はあるというコレクションの中から、約5千点が展示されているとのこと。
ジャンル別のほかに、地方別にも展示してあるので、たとえば、桃太郎がまさに桃から出てきたところの人形なんて、土人形でも張り子でもそれこそ全国各地にあるのですが、それぞれ微妙に違っていて、桃太郎がキリッとしているのもあればぽっちゃりふにゃ〜っとしているのもあり、すっごくおもしろい!
一つひとつ見たいのばかりなのですが、そんなことをしていたらここの蔵に泊まらせてもらわねばならなくなります(そうしていいと言われても、ちと怖い……)。
美術として見ても見ごたえがあるし、民俗学とか遊びや慣習の伝承を見るにもたいへん興味深いです。
興味がない方もいらっしゃるでしょうが、私たちにはまさにツボでした!(ナカキョウ工房さんも!間違いなく!!)
売店にあるものも、すべて連れ帰りたいほどでしたが、興奮をぐっと抑えて「ひとつだけ、ひとつだけ」と呪文のように自分に言い聞かす(苦笑)。
ここはやはり地元のものを、と思い、倉敷ではありませんが岡山市のほうに伝わる吉備津土人形から、高麗犬(こまいぬ)くん3匹セットを。
そして、今回の倉敷旅では、念願の、憧れの、倉敷ノッティングを購入!
ああ、嬉しい!!!!!
明日以降に自慢しまーす。