読むロバの会の日

でした。
参加者は4名。
最高気温36度の猛烈な暑さの中、ご参加ありがとうございました!

それぞれに読んでおられたのは…
郡司ペギオ幸夫『やってくる』
萩原浩『金魚姫』
イ・ジン(岡裕美訳)『ギター・ブギー・シャッフル』
中島敦(山本善行撰)『かめれおん日記』

『やってくる』は、医学書院の「シリーズ ケアをひらく」の一冊。医療関係の本が多い出版社ですが、これはちょっと哲学書のような感じなのだそうです。タイトルと表紙の印象から「怪談本かと思いました」とお伝えしたら、「それは、外れてもいないと思う」とのこと。

『金魚姫』は、金魚すくいで持ち帰った金魚が女性になる!という物語。これぞ怪談本!?
「映画化されてませんでしたっけ?」とおっしゃる方がおられましたが、いま調べてみたところドラマ化されてました、NHKで。

『ギター・ブギー・シャッフル』は音楽と青春を描いた物語で、すいすい読みやすい、とのこと。

『かめれおん日記』は、灯光舎の「本のともしび」シリーズの一冊。「読んだことのある作品だったけど、灯光舎さんのこのシリーズが好きなので、この本で読みたくて」と再読。

わたしは、ハン・ガン(井出俊作訳)『少年が来る』を。1時間で一章を読み終わり、二章にかかったところで、ああ、この章は前回のK-BOOKフェスティバルで、女優の安藤玉恵さんが朗読されたところだ、と気づき、一章で「君」が探していたチョンデが二章の「僕」、ここにいたんだね…と。
なかなか、苦しくて読み通せずにいた本ですが、今回は最後まで読みます。

さて、次の読むロバの会は8月2日(水)15:00〜16:00に開きます。
ご予約不要です。どうぞお気軽にご参加ください。
曜日や時間帯のリクエストも、ありましたら遠慮なくどうぞ。

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