わたしの青空と5月の店休日

門田栄子切り絵展「わたしの青空」開催中です。

5月2日(月)と3日(火・祝)の店休日をはさんで、8日(日)まで。
最終日8日(日)は17時までで、門田さんも在店されます。

写真は、去年に門田さんが実施された子どもたち向けのワークショップ「ぬりえカレンダー」の原画。

IMG_2936

5月は月曜定休のほかに、3日(火・祝)と17日(火)に休みます。

 

4月と5月の「読むロバの会」

昨日は4月の読むロバの会(読書会)でした。
参加者は5名。ご参加くださったみなさん、ありがとうございました。
課題図書は「原発労働者/寺尾紗穂」(講談社現代新書)。

以前から「参加できないけど内容を知りたいのでブログに書いて欲しい」というリクエストをいただいているのですが、読むロバの会は参加者が少人数なこともあり、それぞれが思いつくままにおしゃべりしているので、どういうことを話したかをまとめてご紹介するのは難しいですし、集まって直接話をすることに意義があると思っているので、ネット上に書くつもりもありません、すみません、ご理解いただけましたら幸いです。
そのかわり毎回、印象に残った話か私が感じたことを一つか二つご紹介しています。
昨日、印象に残った話としては……
原発に限らず岩国だったら基地のこととか、ほかにも社会のいろいろな問題とか政治のこととか、なんとなく敬遠していることというか知らずにすませていることを、寺尾さんのような目線で知って、知ったらそれをまわりにも伝えて、仕事や育児や日々の暮らしと同じ地続きのこととして(実際そうなわけで)当たり前に話すようになったら世の中はだいぶ変わるでしょうね、寺尾さんはそういうことをやっている人ですね……
ということがありました。

さて、5月の読むロバの会は…
日時:5月25日(水)18:00〜(1時間程度)
課題図書:チア男子!!/朝井リョウ(集英社文庫)

読むロバの会は、月に一度、課題図書をあらかじめ各自で読んできて、感想などを気軽におしゃべりしている会です。
課題図書を読んだ方ならどなたでも、喫茶1ドリンクのご注文で、ご予約不要でご参加いただけます。
どうぞお気軽にご参加ください。

門田栄子切り絵展「わたしの青空」

23日より始まりました!
初日からたくさんの方にご来場いただいています。ありがとうございます。

前回前々回と、ウチの店では「虫」をテーマにした作品展が続いたので、門田さんの虫以外の切り絵をご覧になるのが初めての方もいらっしゃるようです。
ずばり、虫の切り絵作家さんだと思われていた方も!……ですよねえ。虫ばっかりご紹介してきた私たちが悪いなー。すみませんでした。

今回は植物が多く、ほかにツバメや鯉など。
テーマは違えど、門田さんが身近にいる・ある大切にしたいもの、好きなものを切った作品であることは同じ。
切り絵をはじめて12年になったそうで、今回は集大成のような、そんな気持ちもあるのだとか。

どうぞゆっくりと、すでにご覧くださった方も二度三度と、見てたのしんでいただけたら嬉しいです。
4/25(月)、5/2(月)、5/3(火・祝)を除き、5月8日(日)まで開催しています。

IMG_2934

恒例となった切り絵手ぬぐい。今回はDMにも使った鯉が登場しました。
かわいいー。
IMG_2943

 

OLDE WORLDEライヴ

音楽ライヴを日常に。昨日は初めてのhumming sessionでした!

新しい試み。
平日の昼間にどれだけの人が来てくれるだろう?
いわゆる投げ銭ライヴ、初めての人が多いだろうから戸惑うんじゃないかなあ。
アンプラグドで、演奏者にもお客さんにも満足してもらえるだろうか?PAもすぐ出せるよう準備しとく?
……いろんな心配で、いつものようにおなかの具合が悪い悪い(苦笑)。

始まってみると、平日の昼間だから来られました!という人が集まってくださり、そうかー!と。
仕事の休憩時間に。
保育園へお迎えに行く前に。
0歳の女の子もママと一緒に。
それぞれに忙しさからひととき離れてライヴを愉しんでもらえたようで、私たちもとても嬉しかった。
OLDE WORLDEの沼田さんが弾くギターの音と歌声が、沁み渡るように店中にひろがっていきました。

OLDE WORLDEの沼田壮平さん、生音・生歌でライヴをするのは今回が初めてだったそうで、「いつもより声をはったほうがいいかな、と思ってたけど、大丈夫でしたね」「響きがよかったです」と言っていただいてひとあんしん。
「家で歌ってるみたい」とリラックスした演奏で、お客さんもリラックス。
夫が、10年前にたまたま沼田さんの歌を知って聴いていたことを話したら、その曲も演奏してくださって感激しました。

お一人以外は、OLDE WORLDEの名前を今回初めて知った人がほとんど。
告知のブログに貼ったYouTubeで一曲聴いて気に入った方、それも聴かずにおもしろそうだからと来てくださった方も。
そうしてライヴを観て、半数の人が「とてもよかったから」とCDを買っていかれました。
こんなふうに音楽に出会って、それがお気に入りになって、その人の一部になっていくとしたら……嬉しすぎです。

ずっとやりたいと考えてきた企画を、このライヴからスタートできて、みなさんに心から感謝しています。
来てくださったみなさん、OLDE WORLDE沼田さん、熱意をもって協力してくださったロックカントリーのスミさん、遠くから見守ってくれた人、ありがとうございました!
vol.2に続いていく可能性と気持ちをもてるvol.1になりました。

OLDE WORLDE

 

 

 

humming session 〜音楽ライヴを日常に

鼻歌をうたうような気軽さで
ライヴが身近にある

コーヒーで休憩する時間に…
保育園へ子供を迎えに行く前に…
ライヴをたのしめる

「音楽ライヴを日常に」
そんな場をはじめます!

humming

vol.1 4月1日(金)15:00〜15:30
OLDE WORLDE(Sohhei Numata)
*ライヴを観て「いいな」と思ったらチップをお願いします。

シンガーソングライター沼田壮平さんのソロユニット「OLDE WORLDE(オールディワールディ)」。
イラストレーターとしても活動されています。
ライヴ当日はCDのほかオリジナルポストカードも販売予定。

夜は岩国Rock Countryにてライヴがあります。
19:00 open/19:30 start
前売2,000円/当日2,500円(+1ドリンクオーダー)
*当店でhumming sessionをご覧になって「行こう」と思った方は、当日でも前売価格で入場いただけます。

門田栄子切り絵展「わたしの青空」

次の店での展示は、当店では3回目となる地元岩国の切り絵作家・門田栄子さんの個展です。
これまでの2回は「虫」がテーマでしたが、今回は鯉、ツバメ、季節の草花などモチーフはさまざま。
どれも門田さんらしく、シンプルでありながら生き生きと表現されています。
まるで青空を見上げたときのように、その一瞬、気持ちがぱっと晴れて心がのびのびとする……
門田さんの切り絵にはそんなふしぎな力があると感じます。
どうかたくさんの人に見ていただけますように。

eiko_160315_front

会期:4月23日(土)〜5月8日(日)10:00〜19:00
※4/25(月)、5/2(月)、5/3(火・祝)休み。最終日は17時まで。

作家在店日:4/23(土)、4/29(金・祝)、5/8(日)いずれも13時〜

柴田元幸さんイベントを終えて

「本当に、柴田元幸さんがいらっしゃるんですか!?」とチケットを買いに来たお客さんたちに確認され。
「しみじみ、すごいなあ」と某本屋さんに電話口でも手紙でも言われ。
たのしみなのとプレッシャーとがおなかの中でぐるぐるまざり続けた1ヶ月が過ぎて、ついに!
本当に柴田さんをお迎えすることができました!

いつか来ていただけたら……と願ってはいたけれど。
実現できたのは友人のおかげです。
この場を借りて、本当にありがとう。できてよかったね。

本来、店の者としては、イベント中も遅れて来られるお客さんに対応したり進行に気を配ったり、現場に居てもイベントそのものを集中してたのしむことなんてできないのが常です。
が、今回、柴田さんが「それでは最後に」と朗読されたシリアの作家の短編に、思わず、自分の役目を忘れてすっかり引き込まれ、ぼうっとなってしまい、そのあとに私が言わなきゃいけなかった締めの言葉、柴田さん関連本販売のご案内やモンキークッキー&マカロンの紹介、4月の「読むロバの会」へのお誘い等々が完全にすっこーんと抜けてしまい、ずるずるとサイン会に入ってしまいました……店の者失格。

反省しています、が!うっかり役目を忘れてしまうくらい、それくらい、すごかったのです!!
短編小説の力、翻訳の力、そして朗読の力が、じわじわと、あれから2日経ったいまもボディブローのように効いてきます。

難解と思われた課題作品「ソニック・スカイ/スティーヴ・エリクソン」。
イベントのあとで「読んだときは後悔するほど難しかったけど、朗読で聴くとスルッと頭の中に入ってきた」と感想を教えてくださった参加者がいらっしゃいましたが、私も同感。
そして、作品について、その翻訳をした柴田さんと読者である参加者のみなさんとが感想や意見を交わし合っている!
夢のような場でした!

今回、柴田さんは「いま、特に紹介したい文学」としてイラクやシリアの作家の短編も朗読してくださったのですが、それも本当に素晴らしかった。
私はその2つの短編を聴いて、ニュースやドキュメンタリーからだけではなかなか見えてこないもの、文学によってこそ伝えることができ、理解できるものがあるように感じました。

文学は、音楽も、ですが、一人で読めるし聴けるし、一人でたのしむことができます。
でも、誰かと共有するたのしさも、また別にあると思っていて、文学や音楽のたのしみをともにできる場が日常にあるのっていいよなーと思って、読書会やライヴや、今回のようなイベントを企画しています。
「日常にある」というのが大事で、それをまた改めて強く感じたので、これからもやりたいと思っています。

ご来場くださったみなさん、ありがとうございました。
参加してみて、いかがでしたか?
今回参加できなかった方も、通常の読書会は毎月やっていますので、ぜひ。
次回は4月27日(水)18:00〜、課題図書は「原発労働者/寺尾紗穂(講談社現代新書)」、参加費無料(要1ドリンクオーダー)、ご予約不要です。

柴田元幸さん、岩国に来てくださって本当にありがとうございました!
どうか、またいらしてください!

柴田さんと読む2

宣伝にご協力くださった方々にも心から感謝を申し上げます。
ありがとうございました。

山口洋 on the road, again “Blind Pilot”

本日より!
前売券発売開始です!!
チケットはすべて完売いたしました!ありがとうございました!!

ヒートウェイヴ山口洋さんソロツアー。
初の岩国公演。

まだまだ先のようですが……、でも、いよいよです!

山口洋さんが同じ時代に生きて届けてくれる歌に、何度も救われ、励まされ、力をもらっています。
熱く、切なく、ときに厳しく、とてもやさしい歌。
ギター一本で宇宙につれていってくれる人。
同じように思っている人、まだその歌を知らないけれど知ってよかったと思う人がきっといるはずだから。
どうぞ聴きに来てください。

山口洋 on the road, again “Blind Pilot”

日時:2016年6月26日(日)  17:30 open/18:00 start
前売:3,500円/当日:4,000円(いずれもドリンク代別途500円/税込)
@himaar coffee & crafts

himaar店頭、ネットストア「himaar on the web」にて前売券発売中!

hiroshi_160309_front

hiroshi_160309_back

山口洋プロフィール

ヴォーカリスト、ギタリスト、ソングライター。1979年、福岡にてヒートウェイヴを結成。1990年、上京しメジャーデビュー。現メンバーは山口洋(vo.g)、渡辺圭一(b)、池畑潤二(ds)、細海魚(key)。山口洋がソロツアーの旅で新たな曲をつくってバンドに持ち帰るというスタイルで、ほぼ全曲の作詞と作曲を担当する。1995年の阪神・淡路大震災後、中川敬(ソウル・フラワー・ユニオン)と「満月の夕」を共作。2011年の東日本大震災直後からは「MY LIFE IS MY MESSAGE」プロジェクトのさまざまな活動により、福島県の相馬をピンポイントで応援し続けている。仲井戸麗市、佐野元春、遠藤ミチロウ、矢井田瞳ら国内のミュージシャン、ドーナル・ラニー、キーラらアイルランドを代表するミュージシャンとの共演も多い。

胃腸にくるタイプ

やることはいろいろあるのだけれど、今日明日急ぎのことでないならば、とりかかろうという気持ちになれない、ひとまず明日の前売券発売開始を迎えないことには、そして20日のイベントを無事に終えないことには……そんな今日あたり、です。

健康思考の二人展を終えて、しばらくはすっきり!かと思いきや、一瞬にしてふたたび、胃腸の調子が悪いですよ〜。

もうすぐ春だ!

軽く、腰をぎっくりと。2週連続で。とほほ。

延期のうえ延期され続けている「温泉でのんびり」をいい加減に実現したいところですが。
もうちょい!がんばりどころ。(確定申告は早々に終わった!)

3月20日の柴田元幸さんイベント3月18日前売り開始の山口洋さんライヴ、みなさまどうぞよろしくお願いします!