月別アーカイブ: 2010年12月

ソウル・フラワー・ユニオン

昨日は、楽しみにしていたソウル・フラワー・ユニオン2年ぶりのオリジナル・フルアルバム「キャンプ・パンゲア」の発売日でした。

ソウル・フラワー・ユニオンはライブが断然素晴らしいのですが、CDでも聴くとぐっときて、思わず踊り出し、力が湧いてきます。
今回の「キャンプ・パンゲア」もやっぱりそうです。

ソウル・フラワー・ユニオンの音楽を聴くと、いいことも悪いことも、喜びも悲しみも、笑いも怒りも、ぜんぶまるごと、人生って素晴らしい!
そんな気持ちになります。

今の世の中、おかしなことがありすぎて、一体どこへ向かっているのだろう、と不安になることもありますが、ソウル・フラワー・ユニオンが音楽をやり続けているうちは、その音楽を私たちが聴けているうちは、大丈夫!
そう思ったりもします。

新作「ポケットに入れる小銭入れ」

寒いのと気圧が低いのとが苦手なので、昨日と今日は勢いをつけるために、二人でおもしろおかしい話をしたり(ヒマデミー賞とか)、歌を歌ったりしながら作業しています。
クリスマスソングの定番「ジングルベル」をテキトーなメチャクチャ英語で歌うと、ものすごく楽しい気分になります。
オススメします!

さて、そんな楽しい気分で作業していたら(……というのは話の流れで書いているだけですが)、楽しい新作が完成しました!

「ポケットに入れる小銭入れ」です。

ポケットに入れて持ち歩くことを想定して、かさばらないように、できるだけ厚みが出ない形を考えました。
ポケットからサッと出して、サッと開いて、小銭をサッと取り出せるように、ファスナーも留め具も使っていません。

「小銭入れはないの?」と言われ続けて、試作し続けて、はや何ヶ月……?
プレッシャーに負けて、もう小銭入れを作るのはやめようとまで思いつめましたが、ようやくできあがりました。
果たして、どんな反応をいただけるのか……どうか、やさしい反応をお願いいたします。
褒められて伸びるタイプですので。

今週末、19日(日)の「雑司ケ谷手創り市」に持っていきます。

ヒマデミー賞2010

今年も残すところ半月あまり。
そろそろ、この1年をふり返ってみるのもいいかなー、ということで。

今年観た映画(DVDで観賞した2009年以前公開作品も含む)を思い出して、himaar二人が審査員の「ヒマデミー賞2010」を考えてみました。
それでは、発表します!

【ヒマデミー・作品賞】
「ダークナイト」
アメコミ原作の映画は、これまでピンとくるものがまったくなかったのですが、これは別!
ヒロイン役がちょっと微妙でしたが……(先日観た「クレイジーハート」の役は合っててよかったけど)。

【ヒマデミー・ドキュメンタリー賞】
大賞「ベンダビリリ!〜もう一つのキンシャサの奇跡」
これは二人とも文句なし!まだ記憶にも新しいし。本当に元気をもらえるドキュメンタリー映画です。

次点「祝の島」
原発建設予定地のすぐそばにある祝島の日々を追ったドキュメンタリー。宣伝部長の地元に近い、瀬戸内の島です。himaarは原発には反対です。

【ヒマデミー・韓国映画賞】
「渇き」
宣伝部長は「母なる証明」を推したのですが、製作部長の「こっちのエロさがやっぱり勝ち!」という強い意見に負けて……。
ま、ソン・ガンホ好きなので、こっちでもいいことにします。

【ヒマデミー・イラン映画賞】
「ペルシャ猫を誰も知らない」
説明も感想もうまく書けないので、よかったらご覧になってみてください。

【ヒマデミー・音楽賞】
「クレイジーハート」
ここ数年、カントリーがわりと好きなので。主演のジェフ・ブリッジスもかなりよかったです。車を運転するとき、必ずベルトを緩めてるところとか。

【ヒマデミー・美術賞】
「シャーロックホームズ」
画面の雰囲気も衣裳もよかったです。作品としても、実はあまり期待していなかったのですが、エンターテインメントとしてかなり楽しめました!

【ヒマデミー・助演男優賞】
「色即ぜねれいしょん」の岸田繁(くるり)
あまりに自然で、役そのもので、はまってて、「誰?」って感じでした。素晴らしかったなー。

【ヒマデミー・主演女優賞】
「愛を読むひと」のケイト・ウィンスレット
この人とレオナルド・ディカプリオは、「タイタニック」の頃にはどこがいいのか全然わからなかったけど、ここ数年、歳を重ねられるごとに、お二人とも素晴らしくて、大ファンになっています。

以上、うっかり忘れている作品もありそうですが……。
みなさんも、1年分を思い返して、やってみてはいかがですか?

上野動物園

宣伝部長の弟家族が東京へ遊びに来たので、一緒に上野動物園へ行ってきました。

上野動物園、何年ぶりだろう。

パンダがいなくて残念……。
かわりに、パンダ焼きを買ってあげました。

思っていたよりまるくて可愛かったプレーリードッグくん。

甥っ子(小5)の「飼いたい動物No.1」、ペッカリー。

姪っ子(2歳)のアイドル、あかい目のしろいウサギさん(そっくりなぬいぐるみを買ってあげました)のまわりには、大勢のカメラマンが。
みなさん、たぶん、年賀状用、ですね。

私たちのアイドルは、もちろん、himaar(ロバ)!

でも、一番かっこよかったのは、こちらのニヒルなアルパカ。
ダンディな渋さがにじみでています。

甥っ子(4歳)は動物をまったく怖がらず、暴れるニワトリも捕まえまくり!
「あのヤギ、おなかにあかちゃんがいるねー」と教えてあげると、「え、ほんと?」と近づいていっておなかをガシガシさわりまくり!!
見ているこっちのほうがビビりました。

ゾウやトラも見たのですが、写真に撮った動物がなんとなく全部地味なのは、カメラマンが製作部長だったからです……。

久しぶりの動物園、楽しかったなー。

冬のパジャマ姿

朝晩の冷え込みがぐっと厳しくなってきました。
以前にも書いたと思いますが、himaarは二人とも、冬眠したいくらい寒いのが苦手です……。

寒さ対策はかなり厳重にしていて、風邪予防のためにも「“首”がつくところを暖めるとよい」と聞いたことがあるので、家の中でもタオル地のマフラーを巻いて過ごしています。

そして、寝るときにも、普通のタオルを首に巻きます。
就寝時用は、ふかふかのタオルではなく、温泉宿でもらってくる“ぺらぺら”のものがちょうどいいです(最近の温泉宿はいいタオルを使っているところが多く、ちょっと困っています)。

首のほかに、製作部長は、かかりつけ医から「肘から手首にかけて暖めるといいかも」と勧められたこともあって、ゴムの伸びたハイソックスの先を切ってアームウォーマーを作り、これを腕にはめて寝ています。
かなり暖かいらしいです。

宣伝部長は、寝ている間にパジャマの裾がめくれあがって、すねと足首がスースーするのが嫌で、でも靴下を履いて寝るのも嫌で(足先は出したい)、悩んでいたところ、友人から「レッグウォーマーをして寝ている」という話を聞き、さっそくマネして、ゆるゆるのレッグウォーマーをパジャマズボンの上からして寝ています。
こちらも暖かくて、裾のめくれも気にならず、よく眠れます。

それにしても、首にタオルを巻き、手首にハイソックスをはめ、足首にレッグウォーマーをしているパジャマ姿は、客観的に見るとかなり恥ずかしい……。
「就寝時に地震とか火災とか、緊急避難するようなことが絶対に起こりませんように」と、毎晩祈りながら布団に入っています。

ところで……。
himaarストアに「ストラップ付き長財布(feat.yuta)」と、「二つ折りウォレット(ゴム留め)」の新色をアップしました。
どうぞご覧くださいませ。

2足目

宣伝部長が今年の夏から始めた習い事、靴作りの教室、2足目の製作に入りました。

早くもできあがり!?……ではなく、1足目の製作過程をご覧いただいた方ならご存知の、「仮履き」を作っている途中です。
片足分だけ、仮の革で作って、実際に履いてみて、サイズやデザインを確認・調整するためのものです。

2足目はどんな靴を作ろうか迷ったのですが、1足目で外羽根(←ヒモを通す部分の羽根のつき方を指します)のショートブーツを作ったので、もう一度、短靴で外羽根の復習をすることにしました。
先生に「真面目ですねー」と言われました。
いや……、外羽根をモノにしようとか、靴作りを極めようとか、そんなことはまったく思っておりませんので!
まあ、性格ですかね……。

coogaのしごと展

「雑司ケ谷手創り市」などでも大人気の布作家ユニット「cooga」のお二人が、「coogaのしごと展」と題して、初めてのone day shopを開かれます。

coogaのしごと展
日時:12月9日(木)11:00〜17:00
場所:ギャラリー藍(井の頭線「久我山」駅から徒歩2分)

coogaさんの作品の魅力は、きっちりていねいな仕立てと、シンプルだけど工夫のある使い勝手のよいデザイン。
そして、可愛いのも渋いのも甘辛ミックスも、布選びとその組み合わせのセンスが抜群!です。
バリエーションも豊富なので、リピーターの方も多いみたい。
coogaさんが出展されていない会場でも、「あ、あの人、coogaのバッグ!」「あのマフラーもcoogaのだ」と、ご愛用者の方を大勢お見かけします。

実は、coogaのお一人と宣伝部長の妹がたまたま友人で、私たちの初めての出展のときから会うと明るく「お姉さん!」と声をかけていただいていて、いつも心強く、元気をもらっています。

今回のone day shopは平日の開催ですが、お子さんのいるお母さんにとっては、むしろ平日の昼間のほうがお出かけしやすいかも。
coogaのお二人も育児をしながら製作されているのですが、これだけの作品をずっと作り続けてこられて、本当にすごいと思います。
子供用も大人用も、今の季節にぴったりのアイテムをたくさん用意されているそうなので、ぜひお出かけになってみてください。
himaarも伺います!

ニューヨークから

ニューヨーク郊外にある、日本でも人気の手づくり靴工房。
ネット通販もしていますが、ちょっと前までは、日本からの注文は日本の取扱店へ……ということになっていて、日本に住む個人客が直接注文することはできない感じ(←英語が得意なわけではないので、たぶん)でした。

ところが先日、別のサイトで直接注文できるところを発見!
しかも、送料の設定が「間違っているのでは?」と思うほど安い!
円高だし、送料込みで計算しても、日本の取扱店で買うよりずっとお安いので、このチャンスを逃す手はない!と注文することに。
靴を作った残りの「端革」のセットも売っていたので、一緒に注文してみました。

注文した翌日、サイトを見てみたら、送料が高く(というか、それくらいはかかるよね、という実費に)変更されています。
「やっぱり間違ってたんだ!」と思いつつ、「ウチは送料が安いから注文したわけで、もし、送料を上乗せして払ってくれ、と言ってきてもダメだからね!」などと強気な姿勢で、しかしドキドキしながら待っていたのですが、その後、全然荷物が届かない……。

仕方なく「まだ品物を受け取っていません。なんの連絡ももらっていません。」と、かなり片言であろう英文メールを出してみたら、「昨日、発送しました」と、蕎麦屋の出前のような返事。
そして「あなたが支払う送料よりも多くかかったけど、私たちはあなたを許してあげます」と、なんだか恩着せがましいコメントが!
まったくー、自分たちが間違えといて、「許す」って言われても、ねえ……です。

で、ともかく、昨日、ようやく届きました!
大きな段ボール、ドキドキしながら開けてみた、その瞬間がこちら。

段ボール箱に、端革がそのまま、かなり無造作に詰め込まれ、その上に、ごく普通のビニール袋に入れられた靴が一足……以上。
斬新な梱包です……。
まあ、これで別に問題はないけど……。
一応、日本で買うと2万円近くする靴なんですけどね……。

素朴なブランドイメージなので、パッケージとかそういうことは気にしない、いい意味でナチュラルというか、エコロジーというか、そういうスタイルなのだ、と受け取ることにします。
決して、送料を全額払っていないから、重量をできるだけ軽くするために、梱包にできるだけお金がかからないように、こんなふうにされたわけではない、と思います(思いたい)。
万が一、たとえ、そうだったとしても、靴は素敵だし、端革もよさそうなのがたくさんあったので、許してあげます!

「渋谷てづくり市」御来店御礼

とてもおだやかなお天気に恵まれ、本日の「青空個展 渋谷てづくり市」出店、無事に終了いたしました。

師走に入ってなにかと慌ただしい中、今日もたくさんのお客様にお越しいただき、誠にありがとうございました。

今日はいつもの定番品の販売(写真左手の3段ラック)のほか、サンプル品と長期在庫品のSALE(写真右手のキャンプテーブル)も実施。
おかげさまでご好評をいただき、時期をみて、また実施したいと思っております。

落ち葉がひらひらと雪のように舞い落ちてきた、晩秋の代々木八幡宮の森。
肌寒かった春先も、うだるように暑かった真夏も、月に一度、心地よく楽しく過ごさせていただきました。
今年一年、大変お世話になりました!

……と、なんだか締めくくりのごあいさつのようになってしまいましたが、出店はまだ続きます!
年内最後の出店は、19日(日)「雑司ケ谷 手創り市」(himaarは大鳥神社会場)です。
2010年を締めくくる手づくり市に、みなさま、どうぞお出かけください!

日曜は「渋谷てづくり市」

年内の出店も、残すところ、あと2回。
今週末の日曜は、「青空個展 渋谷てづくり市」に参加します。

日時:12月5日(日)9:00〜16:00 ※雨天中止
場所:代々木八幡宮(最寄り駅:小田急線「代々木八幡」、千代田線「代々木公園」)

himaarは、石畳の参道の途中、いつもの「53」番ブースにおります。

今回は、いつもの定番品の販売のほかに、先日お知らせしました通り、サンプル品&長期在庫品の特価セールを開催します!

また、クリスマスシーズンということで、ご希望の方にはささやかではありますが、クリスマスギフト用ラッピングをサービスさせていただきます。

天気予報によりますと(ただいま金曜の夜現在)、12月にしては暖かくおだやかな一日になりそうです。
プレゼント探しに、休日のお散歩に、どうぞお出かけください。