日別アーカイブ: 2010年12月6日

ニューヨークから

ニューヨーク郊外にある、日本でも人気の手づくり靴工房。
ネット通販もしていますが、ちょっと前までは、日本からの注文は日本の取扱店へ……ということになっていて、日本に住む個人客が直接注文することはできない感じ(←英語が得意なわけではないので、たぶん)でした。

ところが先日、別のサイトで直接注文できるところを発見!
しかも、送料の設定が「間違っているのでは?」と思うほど安い!
円高だし、送料込みで計算しても、日本の取扱店で買うよりずっとお安いので、このチャンスを逃す手はない!と注文することに。
靴を作った残りの「端革」のセットも売っていたので、一緒に注文してみました。

注文した翌日、サイトを見てみたら、送料が高く(というか、それくらいはかかるよね、という実費に)変更されています。
「やっぱり間違ってたんだ!」と思いつつ、「ウチは送料が安いから注文したわけで、もし、送料を上乗せして払ってくれ、と言ってきてもダメだからね!」などと強気な姿勢で、しかしドキドキしながら待っていたのですが、その後、全然荷物が届かない……。

仕方なく「まだ品物を受け取っていません。なんの連絡ももらっていません。」と、かなり片言であろう英文メールを出してみたら、「昨日、発送しました」と、蕎麦屋の出前のような返事。
そして「あなたが支払う送料よりも多くかかったけど、私たちはあなたを許してあげます」と、なんだか恩着せがましいコメントが!
まったくー、自分たちが間違えといて、「許す」って言われても、ねえ……です。

で、ともかく、昨日、ようやく届きました!
大きな段ボール、ドキドキしながら開けてみた、その瞬間がこちら。

段ボール箱に、端革がそのまま、かなり無造作に詰め込まれ、その上に、ごく普通のビニール袋に入れられた靴が一足……以上。
斬新な梱包です……。
まあ、これで別に問題はないけど……。
一応、日本で買うと2万円近くする靴なんですけどね……。

素朴なブランドイメージなので、パッケージとかそういうことは気にしない、いい意味でナチュラルというか、エコロジーというか、そういうスタイルなのだ、と受け取ることにします。
決して、送料を全額払っていないから、重量をできるだけ軽くするために、梱包にできるだけお金がかからないように、こんなふうにされたわけではない、と思います(思いたい)。
万が一、たとえ、そうだったとしても、靴は素敵だし、端革もよさそうなのがたくさんあったので、許してあげます!