1月と2月の読むロバの会

昨日は今年最初の読むロバの会(読書会)でした。
参加者は6名。ご参加くださったみなさん、ありがとうございました。

課題図書は、酒見賢一の小説「墨攻」とその小説で描かれている中国の思想「墨子」を森三樹三郎訳で読む、という初の課題2冊の試み。2冊読むのが無理そうな人はまずは小説のほうから、とお伝えしていたところ、「墨攻」は全員読了、「墨子」は一人を除いて読んだのは途中まで、での参加となりました。
小説「墨攻」のほうは、漫画化や映画化もされていてエンターテインメント性が高く、展開がはやくてページ数も多くないので、みなさんわりとはやく読み終わったようす。私もあっという間に、おもしろく読みました。
一方「墨子」のほうは、難解というわけではないのですがどんどん読み進められる内容というわけでもなくー。でも、森三樹三郎訳はとても読みやすい日本語になっているので、興味のある方にはいくつかある墨子のテキスト本の中でもこちらをおすすめします。

さて次回、2月の読むロバの会は
日時:2月27日(水)18時〜(1時間程度)
課題図書:西のはての年代記1「ギフト」ル=グウィン著/谷垣暁美訳(河出文庫)

「ゲド戦記」などの著者であるグウィンの作品を読みましょう。
読むロバの会は毎月一度開いている読書会です。あらかじめ各自で課題図書を読んできて、その感想などをコーヒーなど飲みながらおしゃべりしています。課題図書を読んだ方ならどなたでも、喫茶1ドリンクのご注文で、参加費無料・ご予約不要でご参加いただけます。初めての方、会の雰囲気をちょっとだけ見てみたいという方も大歓迎。どうぞお気軽にご参加くださいね。

2019年はじまり!

新年あけました。
2019年もよろしくお願いします!

店の営業は明日5日(土)から。
仕入れや展示替えなどを今日のうちに済ませ、新年初日のご来店を迎える準備万端です。
ヒマールは2019年も何屋だかわからない感じで、新たな試みにも手を出して、たのしいことをさらにいろいろ、たくさんお届けしていく予定です。
ぜひ一緒にたのしんでくださいね!

まずは、今年のおたのしみ第一弾、2月のリクオさんライヴにご期待ください!!
ファンの方に喜んでいただけることは間違いないですが、初めての方にみてもらうことを考えたら、もうなんか自然と顔がにんまりしてしまって〜。それくらいたのしみでわくわくするライヴですー!ぜひご一緒に!!

 

 

【1月の店休日】
毎週月曜+15日(火)と29日(火)

十二月の静謐を終えて、一年の感謝を

北岡幸士陶展「serene 十二月の静謐」にご来場くださったみなさま、ありがとうございました。
北岡さんとのつきあいはかれこれ6〜7年になりますが、今回初めて個展をお願いして、引き受けてもらえて本当によかった。北岡さんが作り続けて定番となってきたものの安定感と、新たな試みから生まれてきているものへの期待感とを見せてもらえた、とてもよい展示だったと感じています。北岡さん、ありがとうございました。

さて、店の営業はまだ29日まで続きますが、2018年もあとわずか。
今年もヒマールにおいでくださったみなさま、本当にありがとうございました!
いろんな意味でなかなかにわかりにくい店だと思うのですが、みなさんがそれぞれに好きなところをみつけて通ってくださること、心から有り難く思っています。
作品や演奏を届けてくださったりワークショップの指導をしてくださったり、さまざまなかたちでヒマールに関わってくださる方々にも、心からの感謝を。なかなかブレイクしない店なもので(苦笑)申し訳なく思うことも度々ですが、引き続きどうかよろしくお願いします。
店と私たちふたりのことを気にかけてくれている友だちと家族にも、この場でお礼を。いつもありがとう。今年もなんとかがんばったよ。

今年最後の展示「serene 十二月の静謐」というタイトルには、私なりにいろんなおもいを込めました。
すべての人がひとときでもおだやかに過ごされ、そして希望ある新年を迎えられるよう、心から祈っています。

【年末年始の営業】
26日(水)〜28日(金)12:00〜18:00
29日(土)12:00〜15:00
30日(日)〜1/4日(金)休み

新年は5日(土)より通常営業いたします。

12月と2019年1月の読むロバの会

今日は12月の読むロバの会(読書会)でした。
参加者は7名。ご参加くださったみなさん、ありがとうございました。

今月は。同じ課題図書を読んできて感想などをおしゃべりしあういつもの読書会ではなく、昨年に続いて12月の恒例にしたいと思っている「今年読んだ中で一番おもしろかった本・人におすすめしたい本」をお互いに紹介しあう読書会でした。
7名それぞれが紹介した本はこちら。

「ネバー・ホーム」レアード・ハント著/柴田元幸訳
「優しい鬼」レアード・ハント著/柴田元幸訳と「子どもの『手づかみ食べ』はなぜ良いのか?」山口平八・清水フサ子著
「鳥の物語」中勘助著
「ぼくらが漁師だったころ」チゴズィエ・オビオマ著/粟飯原文子訳
「AI vs. 教科書が読めない子どもたち」新井紀子著
「岩国市史」
「風が強く吹いている」三浦しをん著(写真には森見登志彦の「熱帯」がかわりに写っています)

それぞれの人から、なぜその本がよかったのか、どうおもしろかったのか、という話を聞いていたら、全然知らなかった本、書店や図書館で見ただけだったら興味を持つこともなさそうな本も、それぞれになんとなくおもしろそうに思えてきて、読んでみようかなーと思うのですから、ふしぎです。
これはまた来年も、恒例にしたいですね。

さて次回、2019年1月の読むロバの会は…
日時:1月23日(水)18:00〜(1時間程度)
課題図書:「墨攻」酒見賢一著(文春文庫)と「墨子」森三樹三郎訳(ちくま学芸文庫)

小説「墨攻」と、小説を読んだらもっと知りたくなるであろう「墨子」の思想を2冊あわせて読んでみましょう。
2冊読めない方は、まずは小説「墨攻」からどうぞ。

読むロバの会は月に一度開催している読書会です。毎月の課題図書を各自であらかじめ読んできて、その感想などをおしゃべりしています。喫茶1ドリンクのご注文で、参加費無料・ご予約不要でご参加いただけます。どうぞお気軽に参加してみてくださいね。

12月のおたのしみと店休日

12月ですよ。びっくり。
年末といっても店としてはまあ棚卸しがあるくらいで、そのほかはいつもどおり、なんの区切りも終わりもあるわけじゃないので。世の中の師走感とは無関係に、今月もゆっくりと静かな店をおたのしみいただこうと思います。

そんなヒマールが2018年の最後にお届けするおたのしみは、こちらの展示会。
北岡幸士 陶展「serene 十二月の静謐」

福岡から北岡さんをお迎えして、静かなうつわをご覧いただきます。
クリスマスの賑やかさや年末の慌ただしさからちょっと離れて、どうぞひと息つきにいらしてください。
初日15日(土)は北岡さんが在店されますので、ちょっとだけ賑やかだと思います。北岡さん、話し始めるとよくしゃべる人なので、ぜひ話しかけてみてくださいね。

【12月の店休日】
毎週月曜+11日(火)
*24日(月)は営業します。
*26日(水)〜28日(金)は12〜18時、29日(土)は12〜15時の短縮営業です。
*30日(日)より年末年始休み。

今月もお出かけをお待ちしています!

11月と12月の読むロバの会

昨日は11月の読むロバの会(読書会)でした。
参加者は6名。ご参加くださったみなさん、ありがとうございました。
課題図書はジョセフ・コンラッドの「闇の奥」。
黒原敏行訳の光文社古典新訳文庫で読んできた人が4名、中野好夫訳の岩波文庫で読んできた人が1名、両方を読んできた人が1名。読み較べると、やはり新しい訳のほうが読みやすいようでした。
が、読めるし、話の筋もわかるんだけれども、うーむ……というのが全員に共通した感想で、「難解」と評されるのはこういうことだったのか?と。
みなさんといろいろ話していて、そうか!120年も前に発表された小説なんだ、と気づかされてハッとしたことをここに記しておきます。

さて次回、12月の読むロバの会は……
日時:12月12日(水)18:00〜(1時間程度)
12月は課題図書はありません。昨年に続き、毎年恒例にしたいと企んでいる「今年読んだ本の中で一番おもしろかった本・人におすすめしたい本」を紹介しあう回です。
あなたが今年読んだ本の中から一冊(ジャンルは問いません。漫画や冊子のようなものでもOK。課題図書以外で!)を持ってご参加ください。
ご予約不要、参加費無料、喫茶1ドリンクのご注文だけお願いいたします。
初めての方もぜひ。ご参加お待ちしています!

「リクオ&ピアノ2019」live@himaar開催決定!

リクオさんのライヴをみるたび「岩国のみんなに見せたい!」と思ってきました。
さあ、ついに見ていただきますよー!
岩国初登場!ヒマール初のピアノライヴでもあります。
初めての人も絶対にたのしい!どなたにも心からおすすめします!!

おなじみ「ブロッコリグリル」のおいしい料理とお酒、「ヴェールジョーヌ」の焼き菓子もご用意しますので、金曜の夜、お仕事帰りの方も安心しておなかをすかせてどうぞー。

「リクオ&ピアノ2019」live@himaar

日時:2019年2月8日(金)18:30開場/19:30開演
前売:3,000円/当日:3,500円(いずれも要+1ドリンクオーダー)

前売り券のお求めは、1.店頭販売2.電話予約(0827-29-0851/月曜定休+不定休あり/10-19時)、3.メール予約(名前・枚数・電話番号を明記のうえ、info@himaar.comまで)、以上のいずれかをご利用ください。

ご来場お待ちしています!!!!!

2018年のHEATWAVE

3人になった2018年のHEATWAVEをどうしてもみたくて、日曜に店を休んで東京へ。

HEATWAVEのライヴをみるのは2年ぶり。
「HW SESSION」(ライヴのためのリハーサルをしない実験的企画)は初体験。
いや〜、すごかった!ロックでした!ものすごくたのしかった!素晴らしくよかった!!
ベースがあるとかないとか、そういうことじゃなかった。
「Tower of Silence」とか「The ANSWER」とか、10年、20年と演奏されてきている曲なのに、完全に、初めて聴くサウンドだった。
懐かしい〜とか、この曲、好きだった〜とか、微塵もなし!超刺激的。

HEATWAVEは来年40周年だそうですが、そのサウンドはいつだってとどまることなくおさまることなくずっと進化し続けてきていて、でもいつの時代の音を聴いても間違いようもなくHEATWAVEで、それって矛盾しているようだけど実在しているのが凄い!ほんと、凄いバンドだとあらためて思い知りました。なんでこんなにHEATWAVEが好きなのか、というのもあらためてわかった、自分で。みに行ってマジでよかった、2018年のHEATWAVE。

新曲は「Heavenly」と「FREEDOM」が特によかったな。これからどうなっていくのか、新しいアルバムも、2019年のHEATWAVEもめちゃくちゃたのしみ!みられるときは逃さずみるぞ!それができることをありがたく思います!!
っていいながら12月のツアーは行けない。行ける人は行ってください!悩んでも意味ないよ。

ホットアップルシナモン、はじめました

昨日あたりからぐぐっと気温が下がって、季節は秋からもう冬ですね。
店の喫茶では冬季限定ドリンク「ホットアップルシナモン」、はじめました。
シナモンが苦手な方は「シナモンなし」にもできます。
シナモン好きな方は気持ち多めにしますのでリクエストしてください。

冬になると変わること。

挽いた豆が静電気でものすごく飛び散るようになる。ので、今年は試しにコーヒーミルにアルミ箔を巻いてみました(効果がある、と書いてある記事を見て)。効果は、うーん、ちょっとはある、ような気がする、かな。

私は土踏まずがすーすーしてくると靴下を2枚重ねばきにします。素材もウールに。
もっと寒くなったらズボンの下にスパッツを履きますが、一度履くと春までもう脱げなくなってスパッツ生活が長くなるので、こちらはまだギリギリまで我慢しているところ。

朝にしていた洗濯を夜するようになり、部屋のエアコンの風が当たるところに干します。すぐ乾くし、室内の乾燥も防げて一石二鳥。綿ぼこりが増えるのと、急に人が遊びに来たときに慌てるのがマイナスポイントだな。

入浴剤はエッセンシャルオイル入りのバスソルトが好きで使っているのですが、冬は無性にザ・入浴剤の湯に浸かりたくなります。去年は「日本の名湯」(だったと思う)のシリーズが気に入りでした。

私は夜に豆乳を飲んでいて、冬はもちろん温めて。そのときに、はちみつひと舐めが加わります。セイヨウミツバチの百花蜜か、去年は高麗人参入りも試して、今年もそれを舐め始めました。夫は豆乳は飲みません。はちみつはお湯に溶いて飲んでいます。

寒いのが苦手で、とにかく暖かく過ごすことを最優先で考える冬。
ちょっとした風邪をひくくらいはまあ仕方ないとして、インフルエンザや酷い風邪には罹らないように気をつけて乗り切りたいと思います。
みなさんもどうぞお元気で!愉しい冬を!!

久しぶりのピアノ、愉しい

来年、店で初めてピアノの人のライヴをやることになり、ひとまずデジタルピアノを購入。

ピアノは、幼稚園から中学の途中までかなりしっかりとクラシックピアノを習っていたので、楽譜どおりに弾くことはできるし音感もあると思っているのだけど、コードというものをよく知らない。よく知らないのにバンドでサックスを吹けていた(ってほど吹けてはいないが)のは、音感があったからだろうな、と思う。
で、久しぶりのピアノを前にして、クラシックの曲を楽譜見ながら弾きたいとはあまり思えず、ははーん、こりゃコードだな、と思ったので、インターネットでピアノのコード表を検索してプリントアウトしてみました、鍵盤のイラストに弾く場所を丸印でつけてあるやつ。
ピアノを習っていたときにドレミ…をC(ツェー)D(デー)E(エー)…と読んでいたので、Cというコードはドから始まる和音で、Dはレから、Eはミから…なんだろうな、と薄々思っていたんだけど、やっぱりそうだった。
さらに、なんとかマイナーというのは和音の真ん中の音が♭(フラット)になり、なんとかセブンスというのはひとつめの音が1音下がるんだな、ということを発見。
それで、頭の中にある音楽に合う音を出すように弾いてみると、楽譜もないのに曲が弾けちゃう。おー、愉しいー!
クラシックピアノを習っていたときは、練習して練習して、通してすごくうまく弾けるようになったときに、どうだ!みたいな感じはあったけど、こういう愉しさはなかったなー。

というわけで、毎日ぽろぽろ弾いています。久しぶりのピアノ、愉しいー。