3月のおたのしみと店休日

2月は数日短いだけなのに、すごく短い気がしてしまいます。もう、すぐに3月ですね。
ここ何日か、とっても春っぽい。ウール、そろそろしまうかー、という気持ち。花粉も、すごくきてるー。
めずらしく!なんと!早くも確定申告を終えまして!(格闘中のみなさん、やれば終わる!ファイト!)
花粉はツライけど、わりかし機嫌よく春を迎えているところです。

さあ、3月のおたのしみは、伊東製靴店の受注会。16日(土)からはじまります。
私もまだ写真でしか見たことのない新作もあり、すごくたのしみ!
今回はメンズもお願いしてあるので、定番の2〜3種類だけになるかと思いますが、男性にもぜひご覧いただきたいです。
同時開催の伊東さんによるワークショップは、16日(土)の回が残席2名、17日(日)の回が残席4名となっています(2/26現在)。ご希望の方はどうぞお早めにお申し込みください。

【3月の店休日】
毎週月曜+9日(土)と26日(火)
*10日(日)は12:00 open
*30日(土)は17:00 close

 

伊東製靴店の受注会2019

長崎・諫早より伊東さんを迎えての受注会、2年ぶり3回目の開催です!
すでに2足目3足目をご愛用くださっている方も増えてきました。
たくさんのサンプルを履いてご注文いただける2年に1度の機会。
初めての方もお気軽に、まずは試し履きを。
レディースとメンズをご用意しています。

つま先、うたう
伊東製靴店の受注会

会期:2019年3月16日(土)〜24日(日)10:00-19:00
※月曜休み。最終日17時まで。
作家在店日:16日(土)・17日(日)

*ご愛用中の伊東製靴店の靴は、作家在店日にお持ちいただけましたら靴磨き等のメンテナンスをサービスいたします。

・革の色、ソールの種類等を見本から選んでご注文いただく「カスタムオーダー」です。サイズはサンプルを試し履きして既成の0.5cm刻みでご指定ください(足型をとって制作する「フルオーダー」ではありません)。
・作家在店日以外はヒマール店員による受注対応となります。
・ご注文品のお渡しまで半年程度かかります。代金はご注文時に先払いでお願いいたします。

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伊東製靴店・伊東さんによる
革小物「ミニトートバッグ」教室

3月16日(土)/17日(日)いずれも10時〜(2時間程度)
参加費:5,500円(ドリンク付)
募集人数:各回8名
お申し込み方法:店頭または電話にて受付(0827-29-0851/店休日を除く営業時間内10:00-19:00にお願いします)

*手縫いで仕上げるワークショップです。お持ちいただくものは特にありません。
*革の裁断までは伊東さんのほうで準備され(色のバリエーションは3〜5種類の予定)、その中から当日先着順でお好きなものを選んでいただきます。このため、ご希望の色がない場合もございますことをご了承ください。
*工具類や針を使用しますので、お子さま連れではご参加いただけません。

多謝!「リクオ&ピアノ2019」@ヒマール

昨夜の「リクオ&ピアノ2019」@ヒマールにご来場くださったみなさん、ありがとうございました!
ヒマールでも、岩国でも、初めてのリクオさんライヴ。店の者としてはちょっと緊張して開演を迎えたのですが、始まってすぐに、ああ、そうだ、なんにも心配なんかしなくてよかったんだ、と。
リクオさんの演奏は気合十分で熱量と説得力がはんぱなく、それに応えるお客さんも歌に聴き入ったり一緒にリズムをとって歌ったりしながらすごく愉しそうで、とても初めてとは思えない雰囲気のように感じました。
いつものように、心の姉妹店ブロッコリグリルと本当に姉妹のヴェールジョーヌとカメラマンの長束晃さんも手伝いに来てくれていて(いつも本当にありがとう!)、手前味噌になるようで恐縮ですが、ライヴって本当に、演奏する人とお客さんとスタッフと会場となる場所とが一緒に創り出すものなんだなー、とあらためて感じることのできた夜でした。
一緒にいい夜をつくってくれたみなさんお一人おひとりに心から感謝しています!
こんな夜をこれからも、何度もつくれたらいいな。

リクオさん、素晴らしい演奏をありがとうございました!またお待ちしています!!

撮影はすべて長束晃さん(PEG.)無断転載はお断りします。

次の店でのおたのしみは3月、長崎より伊東製靴店さんを迎えての受注会&ワークショップです。
どうぞおたのしみに。

2月のおたのしみと店休日

1月は、仕事始めからすぐに夫がインフルエンザにかかったり、思っていたように仕事が進まなかったりで、なんだか停滞感が凄まじかったのですが、まあそういう月だった、ということでー。
もうすぐ2月!まもなく立春!!たのしくなりそうな予感もちょっとしてきたし、新たな気持ちで、いい感じになるようやっていきたいと思います。

さあ、2月のおたのしみはもう来週!
8日(金)はいよいよ、リクオさんライヴです!!
まだまだ寒いけど、春を運んできてくれるようなたのしいライヴになると思います。たのしみー。
平日の夜なのでお勤め帰りの方も多いんじゃないかと思い、ごはんの心配なく来ていただけるように、今回も友達と妹に協力を頼みました。
ブロッコリグリルはメインの煮込みハンバーグとお酒のおつまみなどを、ヴェールジョーヌは今回もライヴ限定クッキー(どんなデザインかたのしみ!)を用意してきてくれる予定です。さらに、アーチブルワリーによる岩国発のクラフトビール(IPAとスタウトの予定)もご用意します。
開演時間も19:30〜と遅めにしてますので、お仕事終わってギリギリの方もぜひ駆けつけて、おいでくださいね!

「リクオ&ピアノ2019」@ヒマール
2月8日(金)18:30開場/19:30開演
前売3,000円/当日3,500円(いずれも+1オーダー)
*前売は店頭販売のほか、電話(0827-29-0851・営業時間内のみ)やメール(info@himaar.com)でもご予約を受け付けています。お名前、枚数、電話番号をお知らせください。

【2月の店休日】
毎週月曜+9日(土)と19日(火)
*8日(金)は夜のLIVE営業のみ

リクオliveの2週間前に

初めてのリクオライヴが2週間後に迫りました。
フライヤーにはスペースの都合で全然書けなかったリクオライヴへの思いを、今日は書いてみようと思います。

たとえば、店にお客さんが全然来なくて、誰からも必要とされていないような気がして、なんのためにやっているのか、もうどうでもよくなってしまうとき(よくあります・苦笑)。
たとえば、なんにもやる気が起きなくて、手元の携帯電話でついSNSとか見ちゃって、なんだかもうあまりにもあんまりな世の中に気持ちがどんよりして、ますますやる気がなくなってしまうとき(これまたよくある・苦笑)。
音楽に助けてもらうことが多いのですが、そういうときに聴く音楽には3つあるな、と。

ひとつは、気分を変えてくれる音楽。とりあえず踊る!とか、大声でうたう!とか。重たい気分を振り払うために弾みをつける、きっかけの音楽。

それから、引っ張り上げてくれる音楽。励ましてくれて、愛で包んでくれて、立ち上がり動き出すための力をくれる、エネルギーに満ち溢れた音楽。

そして、寄り添ってくれる音楽。いやなことやだめな自分、一緒に受けとめて一緒に悩んで、また元気になれるまでそばにいてくれる音楽。

私にとって、リクオさんの音楽は寄り添ってくれる音楽。
これは私の勝手な思い込みだけど、リクオさんは誰かのためじゃなく自分のために曲を書いていると思う。そのリクオさん自身のための曲が私の胸にも響くこと、そのことに希望と勇気をもらいます。
割り切れなくて、青臭くて、かたくなで、くよくよ悶々しがちなダメ人間の私ですが、自分だけじゃない、大丈夫、と思ってほっとして、だから、また頑張ってみるか、と思えるのです。
(リクオさん、一緒にしてすみません。あくまでも私の思い込みですので。)

もちろん、音楽を聴くのは落ち込んでいるときだけじゃないわけで。
そうじゃないときに聴くリクオさんの音楽は、気持ちがすっと大きくひろがっていく感じがして、とても心地いい。どんどん歩いていける気がする。

それともうひとつ、リクオさんの音楽を好きな理由があります。
それは、恋愛も日々の暮らしも政治も、同じように自分とそのまわりのこととして、声高でなく皮肉でもなく当たり前に、いかしたロックンロールやポップなメロディにのせて歌っているところが好き。

リクオさんの音楽があってよかったと思っています。
必要としている人に届くといいなと思います。

「リクオ&ピアノ 2019」@ヒマール
日時:2019年 2月 8日 (金曜日) 開場18:30/開演19:30
前売(店頭販売とご予約)¥3,000/当日¥3,500(いずれも要1ドリンクオーダー)
電話予約:0827-29-0851(店休日を除く10:00〜19:00)
メール予約:info@himaar.com またはHPお問い合わせフォーム(お名前・枚数・電話番号を明記のうえ)

 

1月と2月の読むロバの会

昨日は今年最初の読むロバの会(読書会)でした。
参加者は6名。ご参加くださったみなさん、ありがとうございました。

課題図書は、酒見賢一の小説「墨攻」とその小説で描かれている中国の思想「墨子」を森三樹三郎訳で読む、という初の課題2冊の試み。2冊読むのが無理そうな人はまずは小説のほうから、とお伝えしていたところ、「墨攻」は全員読了、「墨子」は一人を除いて読んだのは途中まで、での参加となりました。
小説「墨攻」のほうは、漫画化や映画化もされていてエンターテインメント性が高く、展開がはやくてページ数も多くないので、みなさんわりとはやく読み終わったようす。私もあっという間に、おもしろく読みました。
一方「墨子」のほうは、難解というわけではないのですがどんどん読み進められる内容というわけでもなくー。でも、森三樹三郎訳はとても読みやすい日本語になっているので、興味のある方にはいくつかある墨子のテキスト本の中でもこちらをおすすめします。

さて次回、2月の読むロバの会は
日時:2月27日(水)18時〜(1時間程度)
課題図書:西のはての年代記1「ギフト」ル=グウィン著/谷垣暁美訳(河出文庫)

「ゲド戦記」などの著者であるグウィンの作品を読みましょう。
読むロバの会は毎月一度開いている読書会です。あらかじめ各自で課題図書を読んできて、その感想などをコーヒーなど飲みながらおしゃべりしています。課題図書を読んだ方ならどなたでも、喫茶1ドリンクのご注文で、参加費無料・ご予約不要でご参加いただけます。初めての方、会の雰囲気をちょっとだけ見てみたいという方も大歓迎。どうぞお気軽にご参加くださいね。

2019年はじまり!

新年あけました。
2019年もよろしくお願いします!

店の営業は明日5日(土)から。
仕入れや展示替えなどを今日のうちに済ませ、新年初日のご来店を迎える準備万端です。
ヒマールは2019年も何屋だかわからない感じで、新たな試みにも手を出して、たのしいことをさらにいろいろ、たくさんお届けしていく予定です。
ぜひ一緒にたのしんでくださいね!

まずは、今年のおたのしみ第一弾、2月のリクオさんライヴにご期待ください!!
ファンの方に喜んでいただけることは間違いないですが、初めての方にみてもらうことを考えたら、もうなんか自然と顔がにんまりしてしまって〜。それくらいたのしみでわくわくするライヴですー!ぜひご一緒に!!

 

 

【1月の店休日】
毎週月曜+15日(火)と29日(火)

十二月の静謐を終えて、一年の感謝を

北岡幸士陶展「serene 十二月の静謐」にご来場くださったみなさま、ありがとうございました。
北岡さんとのつきあいはかれこれ6〜7年になりますが、今回初めて個展をお願いして、引き受けてもらえて本当によかった。北岡さんが作り続けて定番となってきたものの安定感と、新たな試みから生まれてきているものへの期待感とを見せてもらえた、とてもよい展示だったと感じています。北岡さん、ありがとうございました。

さて、店の営業はまだ29日まで続きますが、2018年もあとわずか。
今年もヒマールにおいでくださったみなさま、本当にありがとうございました!
いろんな意味でなかなかにわかりにくい店だと思うのですが、みなさんがそれぞれに好きなところをみつけて通ってくださること、心から有り難く思っています。
作品や演奏を届けてくださったりワークショップの指導をしてくださったり、さまざまなかたちでヒマールに関わってくださる方々にも、心からの感謝を。なかなかブレイクしない店なもので(苦笑)申し訳なく思うことも度々ですが、引き続きどうかよろしくお願いします。
店と私たちふたりのことを気にかけてくれている友だちと家族にも、この場でお礼を。いつもありがとう。今年もなんとかがんばったよ。

今年最後の展示「serene 十二月の静謐」というタイトルには、私なりにいろんなおもいを込めました。
すべての人がひとときでもおだやかに過ごされ、そして希望ある新年を迎えられるよう、心から祈っています。

【年末年始の営業】
26日(水)〜28日(金)12:00〜18:00
29日(土)12:00〜15:00
30日(日)〜1/4日(金)休み

新年は5日(土)より通常営業いたします。

12月と2019年1月の読むロバの会

今日は12月の読むロバの会(読書会)でした。
参加者は7名。ご参加くださったみなさん、ありがとうございました。

今月は。同じ課題図書を読んできて感想などをおしゃべりしあういつもの読書会ではなく、昨年に続いて12月の恒例にしたいと思っている「今年読んだ中で一番おもしろかった本・人におすすめしたい本」をお互いに紹介しあう読書会でした。
7名それぞれが紹介した本はこちら。

「ネバー・ホーム」レアード・ハント著/柴田元幸訳
「優しい鬼」レアード・ハント著/柴田元幸訳と「子どもの『手づかみ食べ』はなぜ良いのか?」山口平八・清水フサ子著
「鳥の物語」中勘助著
「ぼくらが漁師だったころ」チゴズィエ・オビオマ著/粟飯原文子訳
「AI vs. 教科書が読めない子どもたち」新井紀子著
「岩国市史」
「風が強く吹いている」三浦しをん著(写真には森見登志彦の「熱帯」がかわりに写っています)

それぞれの人から、なぜその本がよかったのか、どうおもしろかったのか、という話を聞いていたら、全然知らなかった本、書店や図書館で見ただけだったら興味を持つこともなさそうな本も、それぞれになんとなくおもしろそうに思えてきて、読んでみようかなーと思うのですから、ふしぎです。
これはまた来年も、恒例にしたいですね。

さて次回、2019年1月の読むロバの会は…
日時:1月23日(水)18:00〜(1時間程度)
課題図書:「墨攻」酒見賢一著(文春文庫)と「墨子」森三樹三郎訳(ちくま学芸文庫)

小説「墨攻」と、小説を読んだらもっと知りたくなるであろう「墨子」の思想を2冊あわせて読んでみましょう。
2冊読めない方は、まずは小説「墨攻」からどうぞ。

読むロバの会は月に一度開催している読書会です。毎月の課題図書を各自であらかじめ読んできて、その感想などをおしゃべりしています。喫茶1ドリンクのご注文で、参加費無料・ご予約不要でご参加いただけます。どうぞお気軽に参加してみてくださいね。

12月のおたのしみと店休日

12月ですよ。びっくり。
年末といっても店としてはまあ棚卸しがあるくらいで、そのほかはいつもどおり、なんの区切りも終わりもあるわけじゃないので。世の中の師走感とは無関係に、今月もゆっくりと静かな店をおたのしみいただこうと思います。

そんなヒマールが2018年の最後にお届けするおたのしみは、こちらの展示会。
北岡幸士 陶展「serene 十二月の静謐」

福岡から北岡さんをお迎えして、静かなうつわをご覧いただきます。
クリスマスの賑やかさや年末の慌ただしさからちょっと離れて、どうぞひと息つきにいらしてください。
初日15日(土)は北岡さんが在店されますので、ちょっとだけ賑やかだと思います。北岡さん、話し始めるとよくしゃべる人なので、ぜひ話しかけてみてくださいね。

【12月の店休日】
毎週月曜+11日(火)
*24日(月)は営業します。
*26日(水)〜28日(金)は12〜18時、29日(土)は12〜15時の短縮営業です。
*30日(日)より年末年始休み。

今月もお出かけをお待ちしています!