SODA FACTORYの椅子

長崎・諫早より家具工房SODA FACTORY・早田聡さんを迎え、およそ3年ぶりの展示会を開きます。
今回は椅子にスポットをあて、3日間限定の展示販売会とワークショップを。
背もたれのある椅子、スツール、キッズチェアなど、さまざまな椅子をご紹介します。
すべて、デザインから製作まで、早田さんが一人で手がけているものです。
家具は椅子のみとなりますが、人気のシェーカーボックスなど小物類もたくさんご用意していますので、ぜひ時間をつくってお出かけください。
ワークショップへのご参加もお待ちしています!

SODA FACTORYの椅子
会期:2018年7月27日(金)〜29日(日)10:00-19:00(最終日のみ17:00まで)

WORK SHOP「スツールの座面を編む」
用意された脚(無垢材 アッシュ)を途中から組み立て、クラフトテープで座面を編んで仕上げます。
日時:7/27(金)10:00〜 または、 7/29(日)13:00〜(2〜3時間)
参加費:15,000円(税込)
募集人数:各回4名(先着順)
申し込み方法:営業時間内に店頭または電話(0827-29-0851)で受け付けます。
*営業時間10:00-19:00/月曜定休+不定休/6/25〜7/2休み
*同業の方はご遠慮ください。

 

6月と7月の読むロバの会

昨日は6月の読むロバの会(読書会)でした。
参加者は5名。ご参加くださったみなさん、ありがとうございました!

課題図書は「ゴールデンボーイ」スティーヴン・キング。
ナチスの収容所で行われていたことの描写や残虐な殺人場面が多く出てくること、そして主人公二人の心理に対して、読んでいて不快感や恐ろしさをおぼえた人も多かったようですが、「時代や人間を描くのに長けたストーリーテラー」「こういう小説は嫌いだけど、引き込まれて読んでしまった」という感想に、キングファンの私としてはそうでしょう、そうでしょう、と頷くばかりでした。キング作品は長編が断然おもしろいので、長くて課題図書にはできませんでしたが、個人的には「シャイニング」(キューブリックの映画と原作は全然違います)とその続編「ドクター・スリープ」をおすすめしたいです。

さて次回、7月の読むロバの会は…
日時:7月25日(水)18時〜(1時間程度)
課題図書:「おはん」宇野千代(新潮文庫)

読むロバの会は月に一度、開催している読書会です。
毎月の課題図書をあらかじめ各自で読んできて、その感想などをおしゃべりしています。
課題図書を読んだ方ならどなたでも、喫茶1ドリンクのご注文で、参加費無料・ご予約不要でご参加いただけます。
どうぞお気軽に参加してみてくださいね。

多謝!門田栄子×KAWAKAMI二人展

門田栄子(切り絵・岩国)×KAWAKAMI(花屋・広島)二人展「鳥と花」、会期終了しました。
ご来場くださったみなさま、ありがとうございました!

当店での門田さん作品展はこれで4回目になりますが、これまではずっと個展で、今回初めて二人展をお願いしました。
KAWAKAMIさんには、昨年秋の山口洋ライヴにステージ用の花を用意していただいて以来、よい企画を考えて展示をお願いしたいと思っていました。

門田さんとKAWAKAMIさんとは意外にも、今回のための打ち合わせが初対面。
お二人の作品はきっと合う、よい展示になる、という確信はありましたが、展示会の初日前日、それぞれに搬入されたものをセッティングしながら、びっくり!
思っていた以上に、あまりにもぴったりと合う作品ばかりなので(ご覧になった方はおわかりかと思いますが、セットのように並んでいた切り絵と花、実はあれは決してセットになるように具体的に打ち合わせて作ったものではないのです)、当のお二人も私たちも、本当に驚きました。
通じ合っている、というべきか!?二人展をする運命だった、というと言い過ぎなのか!?まあ、それくらいの衝撃でした、少なくとも私には!
イメージしあう、そんな力もお二人の才能のひとつなんだろうなあ、と思います。

門田さん、KAWAKAMIさん、素晴らしい展示を本当にありがとうございました!

会期中、店は6周年を迎えましたが、地元(広島も地元の範囲内でしょう!)のお二人に素晴らしい展示をしていただき、たくさんのお客様にご来店いただいたこと、7年目からの自信と励みになりました。ありがとうございました。

さあ、来月もとくべつなおたのしみを用意しています。
7月は瀬戸信行×大久保かおりDUOライヴと、もうひとつ展示会とワークショップの開催を近日中にお知らせできる予定です。
どうぞおたのしみにー。

2018.6.15

いつもありがとうございます!
おかげさまで、店は7年目の営業に突入しました。
売上もモチベーションも山あり谷あり。歳はとる一方なので、放っておけば体力も気力も落ちる一方。なんとかせんと〜!と、目下これが一番の悩みだったりします。先のこと、と言っても私たちの場合、元気でいたとして働けるのはあと15年か、せいぜい20年か。途方も無く先の未来というほどでもなく、わりと具体的に考えられそうな範囲内だろうと思いますが、それでも考えたら考えただけわからなくなり、正直、やさぐれた気分になるときもないわけじゃありません。ただ、基本的にはできるだけ続けていけるように、それもできるだけいい感じで!という考えに戻ってくるので、そんなふうに揺れたり戻ったりをくり返しながら、たぶんまだまだ、やっていけそうです。やっていきますとも。

周年とはいえ、とくべつなこともとくべつなものもありません。今年は素晴らしい企画展の会期中であることが、お客様への日頃の感謝の気持ちであり、自分たちへのなによりの祝いと思っています。
7月にはライヴとまだ発表できていない展示会、8月にもライヴをお届けできるよう準備していますので、たのしみにしていただけたら嬉しいです。
いつも、なにかいいもの、ちょっとたのしいことをお届けしたいなと考えています。

引き続き、ヒマールをどうぞよろしくお願いいたします!

 

島津田四郎4thアルバム「リタ」レコ発ライヴ!

島津田四郎さんの4thアルバム「リタ」が7月8日にリリースされることになりました。
そのレコ発ライヴ@ヒマールが決定!!!!
昨年は平井正也さんとのツーマンでしたが、今回はたっぷりとワンマンで。レコ発で。
タシローワールドをお届けします!
予備知識いらず、気構えいらず。元気がなくてもがんばらずにたのしめるライヴです。
初めての方もどうぞお気軽にいらしてみてくださいね。
*平井正也DUO(b. 森孝允)ゲスト出演決定!レコ発ライヴを盛り上げてくれます!!*

島津田四郎 4thアルバム「リタ」レコ発ライヴ!
2018年8月10日(金)19:00開場/19:30開演
¥2,000(中学生以下¥1,000)+1ドリンクオーダー

【チケットご購入の方・ご予約の方優先】※完売の場合、当日券は販売しないことがあります。
ご購入→himaar店頭にて
ご予約→営業時間内に電話にて(0827-29-0851/10〜19時/月曜定休+不定休あり)

【ご注意とお願い】
・当日はドリンク(アルコール類、ソフトドリンク)と焼き菓子の販売を予定しています。飲食物の持ち込みはお断りします。
・演奏中の撮影・録音はご遠慮ください。
・会場内は禁煙です。

4thアルバム「リタ」は、前作に続き録音・アレンジ等に山川のりを氏(ギターパンダ)を迎え、松浦浩司氏(とんちピクルス)によるマスタリングで完成した渾身の一作!ツアーで歌いこまれてきた名曲揃いです!!
お求めは是非とも、島津田四郎HPオンラインショップ、またはライヴ会場で!

profile
島津田四郎(しまづ・たしろう)
1982年香川県生まれ。高松市在住。曽我部恵一のレーベル ROSE RECORDSより、これまでに3枚のアルバムを発表。好きな食べ物は「おにぎり」(2017年ヒマール調べ)。

 

5月と6月の読むロバの会

昨日は5月の読むロバの会(読書会)でした。
参加者は6名。
ご参加くださったみなさん、ありがとうございました。

課題図書は「まるまるの毬(いが)/西條奈加」。
久しぶりに(数年前の鬼平犯科帳以来か?)時代小説を課題図書に選んでみました。
「本当の悪人がひとりも出てこなくて(悪役のような人はいるんだけど、かわいそうに思えて憎みきれない)落語の人情噺をきいているような感じがした」という感想や、「一人称で書かれた小説ではないけれど、菓子職人のおじいさんからの目線で描かれているように感じた。娘や孫娘、弟の目線から描いたら、また全然違う話になりそう」といった感想を聞いて、なるほどなーと思いました。
読んだだけで出てくる菓子のかたちが目に浮かび味までわかるようだし、とてもていねいに書かれた小説だなあという印象で、ほとんどの人がボリュームのある一冊なのにあっという間に読んでしまって、同じ著者のほかの作品をさっそく読んで来たという人もいました。

さて次回、6月の読むロバの会は…
「エンタメ小説を!」とのリクエストにお応えして、海外小説からセレクトしましたよ。

日時:6月20日(水)18:00〜(1時間程度)
課題図書:ゴールデンボーイ/スティーヴン・キング 浅倉久志訳(新潮文庫)
*「恐怖の四季 春夏編」として一冊にふたつの話が収められています。課題としては表題作の「ゴールデンボーイ」を優先して読んでいただき、余裕のある人はもうひとつの「刑務所のリタ・ヘイワース」も読んでいただけたらと思います。

読むロバの会は月に一度開いている読書会です。毎月の課題図書をあらかじめ各自で読んできて、その感想などをコーヒーを飲みながらおしゃべりしています。課題図書を読んだ方ならどなたでも、喫茶1ドリンクのご注文で、ご予約不要でご参加いただけます。
どうぞお気軽に参加してみてくださいね。

 

6月のおたのしみと店休日と6周年

どんより曇り空が続くようになり、だいぶ蒸し暑くなってきました。このあたりもそろそろ梅雨入りかなー。お天気のせいばかりでもないでしょうが、最近なんとなく元気が出ませんー。まあ、もともと元気ハツラツなタイプではないので(笑)、曇り多めぐらいでちょうどいいんですけどね。

そんな季節に、6月は梅雨空でも清々しい気持ちになれる展示をご用意しています。
門田栄子(切り絵)×KAWAKAMI(花)二人展「鳥と花」、6月9日(土)〜。まもなくです。
門田さんの切り絵展は4回目になりますが、今回はKAWAKAMIさんの花と一緒に、これまでと一味違った雰囲気でお届けできると思います。たくさんの方にご覧いただけたら嬉しいです。どうぞおたのしみに。

6月は店をオープンした月でして、今年で丸6年になります。
1周年のときに御礼の会をして以来とりたてて周年を祝うようなことはしていなくて、今年も何にもしないのですが、昨年あたりからなんとなく、周年行事のかわりに(?)リフレッシュ休暇的なものをとろう!という流れになってきてまして(自分たちで決めるのに流れもなにもないですが・苦笑)、今年は6月の最後の週に休みをとります。
去年や一昨々年も6月に休んでいて、ちょっと長い休みをとってふだん行けないところまで出て行くっていうのは、店のために大事だなあと思ったので、ほんと言い訳じゃなく。
ご不便をおかけすることもあるかもしれませんが、何卒ご理解いただけましたら幸いです。

【6月の店休日】
毎週月曜+26日(火)〜7月2日(月)

瀬戸信行×大久保かおりDUO live2018

1年2ヶ月ぶりの瀬戸さん×大久保さんDUOライヴ、開催決定!
前回はDUOでの活動を始めたばかりだったおふたりが、ツアーを重ね、この春ついにアルバムを完成させて、ふたたびヒマールに帰って来ます!
初めて聴くのに懐かしいような、どこか知らない異国にいるような、時空をこえた世界へと誘ってくれるおふたりの音楽。
時間や日常を忘れて、一緒に旅しましょう。

瀬戸信行(クラリネット)×大久保かおり(バンドネオン)DUO
live@himaar

2018年7月21日(土)
18:30開場/19:00開演
¥2,500(中学生以下¥1,500)+いずれも別途1ドリンクオーダー

チケットご購入・ご予約の方優先
※完売の場合、当日券は発売しないことがあります。
ご購入→himaar(ヒマール)店頭にて
ご予約→営業時間内に電話(0827-29-0851)にて
*営業時間10:00〜19:00/月曜定休+不定休あり

ご注意とお願い
・当日はドリンク(アルコール類、ソフトドリンク)と焼き菓子の販売があります。飲食物の持ち込みはお断りいたします。
・店の専用駐車場はございません。
・演奏中の撮影、録音はご遠慮ください。
・会場内は禁煙です。

瀬戸信行:クラリネット
ジャンル無用のよろずクラリネット吹き。大阪でちんどん屋稼業のかたわらクラリネットを独学で習得し、多数の多彩なバンドを主宰。ベリーダンスや、演劇、アート・アニメーション、影絵とのコラボレーションなど、各地でさまざまな活動を展開。2014年より生活拠点を広島県尾道市にうつすも、あいかわらず彼方此方を行ったり来たり。
http://www002.upp.so-net.ne.jp/freylekh/

大久保かおり:バンドネオン
バンドネオンでありながらタンゴにこだわらずジャズミュージシャンとの共演も多い。自身リーダーの「知らない時空を旅する楽隊 bando-band」では2017年からviolinをゲストに迎えTANGOに取り組んでいる。ソロやデュオなどでいろいろな建物、場と音で関わる。イラストレーターでもある。東京在住。
http://www.kaoneon.com/

*****

この夏は、7月、8月、9月と毎月ライヴをお届けする予定です。
ジャンルは違えど、すべてヒマールおすすめのライヴばかりですので、ぜひ全部!いらしてください!!
その前に、6月は門田栄子×KAWAKAMI二人展「鳥と花」、さらにその前の5月末まではgalerie non、scale、C.P.KOOの初夏服を展示販売中です。こちらもどうぞお見逃しなくー!

 

5月の店休日

今年も、もうゴールデンウィークですか!? 早い〜

5月に入ってすぐに店も連休をとりますので、5月の店休日を早めにお知らせしておきます。

【5月の店休日】
毎週月曜+5日(土・祝)、6日(日)、29日(火)

5日のこどもの日は、岩国では「フレンドシップデー」という名前で米軍基地の一般開放イベントがあり、店の周辺は道路も駐車場も、たいへん混雑します。岩国の人のあいだでは「基地に行くんでなけりゃあ、この日はそっちのほうへは出かけん」というのが常識になっているほどで、そんなわけで店は休みますので、遠方からのご来店を予定されている方はどうぞご注意ください。
ちなみに、翌6日(日)は、「土曜休んで、月曜定休で、あいだの日曜どうする?ついでに休む?」という、完全に『ついで休み』です……
うおー、3連休だー!ゴールデンウィークだーー!!

連休がある方も、全然ない方も、5月もどうぞよろしくお願いします。
ギャルリーノン、セーペルクー、スケールの春夏服、展示中ですー!(5月末まで)

4月と5月の読むロバの会

昨日は4月の読むロバの会(読書会)でした。
参加者は6名。ご参加くださったみなさん、ありがとうございました。

課題図書は「西瓜糖の日々」リチャード・ブローティガン著/藤本和子訳。
なかなかに独特な作品ですが、全員読了しての参加。全員「おもしろく読めた」とのこと。
ブローティガンの代表作とされる作品の中では読みやすいほうみたいなので、これからブローティガンを読もうと思っている方にはおすすめしたいです。そして、西瓜糖というものは実際にもあるものですが、知らない方はそのまま読んだほうが想像がふくらんでおもしろいと思います。実際にあるものとは全然関係ないと思うし、たぶん。
訳が素晴らしい、原文も素晴らしい(ごく平易な英文で書かれている)と言われているそうで、お世話係の人が原文を2見開き分ほど用意してきてくれました。読んだけど昨日参加できなかった方、コピーを差し上げますので、ご来店のときにお声がけください。

さて次回、5月の読むロバの会は…
開催日時:5月30日(水)18:00〜(1時間程度)
課題図書:まるまるの毬(いが)/西條奈加(講談社文庫)

読むロバの会は、月に一度開いている読書会です。毎月の課題図書をあらかじめ各自で読んできて、その感想などをおしゃべりしています。課題図書を読んだ方ならどなたでも、喫茶1ドリンクのご注文で、ご予約不要でご参加いただけます。ぜひお気軽に参加してみてくださいね。