「11月の読むロバの会」

課題図書:「地下鉄道」 コルソン・ホワイトヘッド著/谷崎由依訳(ハヤカワepi文庫)

11月の1ヶ月間、課題図書を読んでの感想などを自由にコメント欄に残していってください。

無記名でもニックネームでもOK。
何度書いてもOK。
誰かのコメントに質問したりコメントを返したりしてもOK(「返信」機能で)。

ヒマールの店内にもコメントを書き残していける場所を設置し、店内でもネット上でも同じコメントが読めるように、こちらで書き写し作業を行います(数日のタイムラグあり)。

課題図書は店頭でも販売しています(11/17の在庫:2冊)。

新しいかたちでの「読むロバの会」、初めての試み。
みなさんも「お試し」のつもりでどうぞお気軽に、参加してみてくださいね。

読書の秋、たのしみましょう。

13 thoughts on “「11月の読むロバの会」

  1. ピンバック: 11月のおたのしみと12月の予告 | 今日のヒマール

  2. (じ) 投稿作成者

    こんにちは。ヒマールです。
    まだ読み終わっておられない方もおられると思うので、ネタバレしないようちょっとだけ。

    柴田元幸さんによる帯文「歴史の生々しい再現をめざす物語に、あえて途方もない虚構を放り込む。その大胆さに驚き、その成果にもっと驚く。」
    まさに!!!
    史実の壮絶さと、創作の凄さとで、読み終わって「ふーっ」と大きく息をつきました。

    実は最初、好みの問題ですけど文章のリズムにのれなくて読み進めにくかったのですが、慣れたらぐいぐい引き込まれていきました。
    なので、もし前半でつまづいている方がおられたら、もうちょっと読んでみてください!

    コメントはニックネームでも無記名でも構いません。
    読んでいる途中でコメントしてくださっても構いませんので、ぜひー。

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  3. 匿名

    読んでまーす。でも、なかなか進まず、柴田元幸さんの帯文を信じて読んでました。今のところ帯文に一番感激しているので、不安になってましたが、やっぱりそうなのですね!頑張って読んでみます~

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    1. nana

      私もやっぱりなかなか進みません。かなり早く着手した(読み始めた)のですが。細部の乾いた描写に惹かれています。蜂蜜を盗んで鼓膜に穴をあけられるとか。親子三代の小さな「区画」(畑)への執着とか。なかなか、物語の流れに乗れない。早く「歴史」のレベルにたどり着かないと…(^。^)y-.。o○

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      1. (じ) 投稿作成者

        nanaさんのコメントを読んで、著者は大きなストーリーよりも細部を描きたかったのかも、という気がしてきました。酷い話があまりにもさらっと書いてあって、初めのうちはその一つひとつに「え!?」と驚き、読むのが辛くもなったのですが、それだと読み進められないし、そういう話がどんどん出てくるので、だんだんと「そういう時代だったんだな」と思うようになってくる。登場人物たちも、どんなに酷いことをされようが、どんなに酷いことをしようが、「そういうものだ」と当たり前に思っていることがわかる。現実を受け入れるしかないというのは絶望だな、と感じさせられました。

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        1. nana

          とくにジョージア州の章は細部が生き生きと描かれていると思います。祖母が暮らしていたアフリカと拉致されてアメリカに渡る航海の様子も、ですが。資料の活用が上手です。
          でも、長編小説なんだからストーリーも大切、最後まで読まなきゃと思って、必死で読了したのですが、エンディング(?)はどうなんでしょうか。ちょっとはっきりしない感じなのですが、旅は続いていくというメッセージなんでしょうかね。
          ともかく、新鮮な読書体験になりました。ありがとうございます。

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  4. nana

    依然として細部に引っかかっています。黒人奴隷が逃亡したとき、それを捕まえて生計を立てる「自由黒人」(実際いたのでしょう)。農園所有者の依頼で、その領地に呪術を施し、黒人奴隷が脱出しようとすると痙攣に襲われるようにする魔女(こちらは史実か?)。人間って、どこまでも「汚く」なれるものだと思います。

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  5. nana

    著者は「ホワイトヘッド」さん。有名な哲学者の名前と同じです。アフリカン・アメリカンの系譜にこんないかめしい名前があるのかいぶかしく、ネットで調べたら、確かにアフリカン・アメリカンなうえ、著者は男性でした。主人公コーラの祖母がまだ幼くして郷里のアフリカ部族社会から引きはがされて3代。苛酷な旅と売買を経てアメリカ南部の農園に着地し、縛りつけられた女性たちの物語-それを紡いでいるのは女性だろうと、何となく思い込んでいました。コーラと近しい関係になったシーザーやロイヤルなどの男性にはどこかひ弱な影が感じられ、女性による造形ゆえかと…。見当違いでした。
    アメリカの地理にも歴史にも文化にもうとい私は、ためしにアメリカの地図を開いてみました。コーラの出発点ジョージア州はどこにあるか…。あ、こんなに右下(東南)だ。それで、南、次に北のカロライナ州に彼女は移動する。「地下鉄道」で。そのつぎは、テネシー? インディアナ? いずれもイメージの持てない地名です。
    いろんな意味で、アメリカの「広さ」をわからせてくれた小説です。
    いつもながら、「読むロバの会」に感謝です。

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  6. 匿名

    色々考えさせられ、気持ちがまとまりませんが。私が一番印象に残った人物は、マーティンの父ドナルドでした。意志表示の苦手だったドナルドが電報の働きをし、北や南に伝言を運んでいたとはおかしなことだった。
    この一文だけでも、色々な想像がめぐりました。
    自殺行為で、父が残したものは期待したものではなかったのに、息子は引き継いだこと。時代としては、父の生き方は否定していいことだが、それはなく。おかしなこととの表現に温かみを感じました。
    温かみなど感じてられない時代の話でしたが。発行されまだ3年ということにも驚きでした。

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    1. nana

      ドナルドって誰だっけとしばらく考えて、思い出しました。渋い選択ですね。でも言われるとなるほどと思います。それにしても、肌の色の違う人たちを守ろうとして自分の命を危険にさらさなければならないとは…

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  7. (じ) 投稿作成者

    ヒマールです。
    コメントを書いてくださったみなさん、ありがとうございました!
    初めてこういうかたちで読むロバの会を開催しましたが、いかがでしょうか?
    文字にするのはまた話すのとは違った難しさがあるかもしれませんが、一言でも構いませんし、思いつきで自由に書いていただけたらと思いますので、どうぞお気軽にご参加ください。
    11月は過ぎましたが、引き続き、コメントの書き込みは大歓迎です!
    12月の読むロバの会へのご参加もお待ちしています!

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  8. ピンバック: 12月の「読むロバの会」開催中! | 今日のヒマール

  9. 匿名

    渋いですか?コメントありがとうございます!時代が違い、自分の思うことを表現できれば、意思表示が苦手な人物名ではなく、息子や仲間といきいきと話の出来る人物だったかもと考えてみたりしました。人のために命をかける熱い人物なので。
    本を読んで、みなさんの感想みたり、コメント頂けたり。一人で読むより、楽しく、嬉しかったです!

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