台風が近づいていますね。
山口は昨日も今日も雨でしたが、明日(日曜)も一日雨の予報。
出かけようと思っていた予定をどうしようかと、悩んでいる土曜の夜です。
さて、久しぶりにおすすめの本をご紹介。
「住まいの解剖図鑑 〜心地よい住宅を設計する仕組み」(増田奏著・エクスナレッジ刊)
製作部長が「寄藤文平さんの装丁っぽくて、おもしろそうな本だなー」と本屋で手にとったら、思ったとおり寄藤文平さんが装丁をされていて、やっぱりおもしろかった、という本です。
これから家を買う、あるいはリフォームするご予定のある方は明日にでも!急いで手に入れてください。
そんな予定はないけど、いつか家を買いたいなー、もしかしたら買うこともあるかもー、そのうちリフォームすることもあるかなー、という方も、読んでおいて損はないです。
将来を遠くまで見通してみてもそんなことはなさそう、という方も、今お住まいのおうちを客観的に見てみるとおもしろいと思います(もしかするとショックを受ける可能性も!?)。
今までまったく意識していなかった家の間取りやつくり、ドアなどのサイズ、家の中での行動など、なるほどー、そういうわけかー、と気づかされることがたくさんあって、おもしろいです。
住宅設計を学んでいる学生さんへの本でもあるようで、学生さんへの言葉の中にとっても共感できるところがありました。
よく「まず、コンセプトを決めなさい」と言うけど、私は違うと思う。
方針など決めるから余計に進まなくなるのだ。
心配しなくてもいい。コンセプトはどうせ最後に決まるのだ。
そうそう、そうなんですよねー!と苦笑しながらうなずいたのでした。